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『アサシンクリード オデッセイ』ゲームレビュー・評価

評価

3.7

なきむし
なきむし

ストーリーが多少理不尽な展開もありますが、全体的なバランスは良いです。戦闘モーションが洗練されていて爽快感がありました。

『アサシンクリード オデッセイ』とは?

概要

ジャンルオープンワールドRPG,ステルスアクション
機種PS4,switch,Xbox One
発売年2018年
販売元UBIソフト

どんなゲーム?

おなじみアサクリシリーズの第11作目。敵を暗殺し、ときには強大な敵と戦う、ステルスアクションゲームです。

今作の舞台は古代ギリシャ。ギリシア世界を影から支配する謎の秘密結社「コスモス」を壊滅させようと奮闘する主人公のお話です。

良い点

敵をこっそり始末していくドキドキ感

敵にバレたら戦闘が始まってしまうので、バレないように敵を暗殺していきます。砦1つを1人で制圧できたときの達成感はなかなかのもの。

単に近づいてから暗殺するだけでなく、スキルを使えば複数の敵を連続して暗殺できるので、ちよっとした爽快感もあります。

僕はアサクリシリーズを初めてプレイしたのですが、敵にバレないように1人ずつ暗殺していくこの緊張感はたまりませんね。侵入ルートから物資の略奪まで、自分で考えた通りに事が進んだときは気持ちよすぎです。

モーションのダイナミックさ

このゲームはとにかくキャラの動きがダイナミックです。壁を登るときも、走るときも、まるで実際の人間がそこで動いているかのごとく大胆に動きます。

特に、敵撃破時に相手を切り捨てるモーションなんかはかっこいいですね。厨二心をくすぐられ、マネしたくなります。

なきむし
なきむし

家に1人でいるときについマネしてしまいます。

ワールドマップの作りこみ

ワールドマップの作りこみに製作側のこだわりを感じます。

本作には、古代ギリシャ時代の建築物や像がワールドマップには点在しており、プレイヤー側はまるで古代ギリシャ世界を観光している気分でワールドを散策することができるんですよね。

世界史で勉強した神殿とかも登場してくるので、ちょっとテンション上がります。

なきむし
なきむし

「スパルタとアテネってこの位置にあった国なんだな」って感じで地理の勉強にもなりました。

イマイチな点

クエストがおつかいばかりでめんどくさい

RPGにはおつかいクエストが付き物です。それは僕も承知していますが、本作はホントにおつかいが多い。

「誰かに話しを聞きに行け」とか「盗賊が盗んだものを取り返して」などなど。メインクエストでも内容はほとんどおつかいなのに、サブクエストはそれ以上におつかいさせられます。何回盗賊から取り返してあげたか数えきれません。

なきむし
なきむし

もちろん、依頼主のもとに帰るまでがクエストです。いやシンプルにダルいよ…。

 移動がだるいのも1つの原因

しかも、移動がだるいんですよね。もちろんファストトラベルはあるのですが、移動できる場所が限られていたり、結局途中から歩かないといけなかったり。

また、ファストトラベルするには特定のポイントで「シンクロ」をして登録する必要があります。これも微妙にだるいです。

主人公の移動手段が馬と船しかないので、目的地が山とかだと己の足で行くことになります。ゲーム時間の1~2割は移動時間に使ってるんじゃないかな?という感じるほどです。

なきむし
なきむし

移動が多いのはオープンワールドだし仕方ないのはわかるけど、もっと短縮できると思うな。

ストーリー展開がわりと理不尽

本作はアサクリシリーズでも珍しく、行動や会話の選択でストーリー展開が変化する方式をとっているらしいのですが、これが少々理不尽なんですよね。

かなり序盤の選択肢がストーリー後半でかかわってきたり、キャラクター関連のクエストをやり忘れたりするとそのキャラが死んでしまったり。ストーリーの予測ができなさすぎる選択肢が多いので、回避しようがない感じはあります。

「あの選択肢ってこんなに重要だったのかよ!」ってなることもしばしば。序盤の選択なのでやり直しがきかないとわかったときは、コントローラーを投げたくなりました。

なきむし
なきむし

2周目のプレイを前提に作ってる感じはあるかも。それにしても理不尽。

感想・総評

プレイしていてイマイチに感じることは確かにありますが、2018年に発売されたゲームと考えると完成度はかなり高めに思いました。

戦闘モーションやワールドマップの作りこみに驚いたことは確かですし、戦闘の緊張感はなかなかのものでした。ストーリーはまだしも、ファストトラベルのシステム面を改善することができればプレイヤーのストレスも軽減するだろうと思います。

僕は本作が初めてのアサクリシリーズなのですが、2018年でこの完成度ならば、最新作はどれほどのレベルの作品なのだろうかと少しワクワクしています。最新作をプレイしたらまたレビューしたいですね。

今回は以上です。読んでくれてありがとう!

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