「大学生は自由な時間」だと世の中の大人はいいます。
しかし、僕はそれに賛成できません。
大学生は時間に追われていますし、将来に対する漠然とした焦りや不安があります。
人前にださないだけで
「こんな時間のつかい方でいいのか?」
このような将来へのストレスを抱えている人は多いのではないでしょうか。
今回、解説する本はそんな悩みを解決できる一冊となっています。
この本は、自由に使える時間が多い大学生にこそ、読んでほしいものだと感じました。
ひろゆき氏の型破りな考え方にふれることで、あなたの中の常識がひっくり返るでしょう。
大学生こそ知ってほしい、ひろゆき流の時間術
今回は、本書で紹介されているひろゆき氏の考えを、10個取り上げて解説します。
(ひろゆき氏の主張を、うさぎをイメージキャラクターにして解説しています。)
それではレッツゴー!
1.時間はやりくりするものではない
ひろゆき氏には、時間を確保しようという意識がないそうです。
なぜなら、余った時間を楽しく過ごせたらラッキーだと考えているから。
僕たちは大学のレポートやバイトなど、うまくやりくりして、遂行しなければいけないと考えがちです。
しかし、ひろゆき氏は
余った時間をどう使おう、どんな楽しいことをしよう?
こんな感覚で、仕事をこなしているそうです。
考える時間などは、わざわざ確保しようとはせず
料理中やシャワーの最中など、単純作業をしているときに考えることが多いらしいです。
楽しくすごすためには?を第一に考えているのが、僕とは違うなと感じたよ。
2.時給の仕事ってコスパ悪すぎ
ひろゆき氏にとって、バイトはコスパの悪いものだと感じるそうです。
なぜなら、仕事の質を向上させても、報酬が増えないから。
時給というシステムは、時間を切り売りしているだけにすぎず、コスパが悪いシステムだと主張します。
そこでひろゆき氏は
質を上げるほど、評価も報酬も高くなる仕事をやってみたら?
ということを提案。
実際、ひろゆき氏が2チャンネルという掲示板を立ち上げたのは、自分でイチからつくり上げたいという想いが強かったからだそう。
バイトを主な収入源としている僕たちとって、納得できるものがありますよね。
確かに、バイトっていくら頑張っても給料が変わらないからちょっと悲しいかも。
3.労働が美とされる日本
日本人は、頑張って働けばいつかは報われると思っている。
そんな期待も信用もないのに。
ひろゆき氏はそんな指摘をします。
確かに、日本では「労働=素晴らしい」という風潮が根強いです。それも異常なまでに。
実際、「過労死」というワードは海外で「karoshi」で通じるほどです。
これはつまり、海外では過労死を表す言葉が存在しないということを指します。
ひろゆき氏は、日本人特有の長時間労働を疑問視しています。
バイトなのに張り切ってる人とかいるよね。
あれはマジで迷惑。
4.自分の力を過信するな
自分の能力だけでやろうとするな。
時間のムダやで。
僕たちの持っている経験やスキルには限界があります。
それにもかかわらず、1人の力だけで仕事を完了させるのは時間のムダです。
だったら、ネットの情報に頼ったり、有識者に話を聞けばいいじゃないか。
そして、効率よく手を抜いて完了させたほうがムダがない。
仕事の完成度も、自分だけでやるより高くなる。
ひろゆき氏はそのように考えます。
大学の課題とかレポートも同じだなと感じたよ。
自分の能力だけでやるのは確かに非効率だ。
5.日本人は苦しい時間を過ごしすぎ
日本人って嫌いな人と一緒に過ごす時間多くない?
僕たちは、大して仲良くない知り合いと遊びに行ったり、うざいバイト先の人と仲良くしようとします。
フランスで生活しているひろゆき氏から見ると、この文化は謎だそうです。
僕も波長の合わない人と過ごしている時間は長いかも。
大学生あるあるかな?
6.日本人の間違った努力
手段と目的をまちがえてない?
本書ではまちがった努力の例として、資格勉強を挙げています。
ひろゆき氏は、資格取得は就きたい仕事につくための手段であり、最短で取得すべきだと考えています。
彼の勉強法は、まず教科書を開くのではなく、過去問から解き始めるそうです。
英会話もプログラミングも同じだよ。
英会話であれば、実際に英語圏で生活するのが1番早い。
プログラミングであれば、教科書をイチからやるのではなく、作りたいもののスキルから学ぶ。
目的を達成するために、最短の努力をする。これがひろゆき氏の考え方です。
資格はあくまで手段。
そういわれたときに確かに!って思ってしまった。
7.選ぶ時間を減らす
迷う時間も選ぶ時間も減らそう
ひろゆき氏は、選ぶ時間を減らすことを心がけているそうです。
なぜなら、悩むストレスを減らすため。
本書では、洗濯用洗剤の例が挙げられています。
僕は1番やすいものから買います。
ひろゆき氏はまず、1番安いものから試していくそうです。
それで満足いけば引き続き購入し、不満があればもう1ランク上の商品を買う。
このような基準で、選択することのストレスを回避しているそう。
ここにも、ストレスを減らして生きるという考え方が現れていて面白いですね。
僕は夕ご飯をなににするか決めるのに30分かかってた。
さすがに笑えなかった。
8.ストレスが多い人ほどSNSをやる
SNSってストレスたまるからやめたら?
彼はストレスをためるSNSなんてやめてしまえと主張しています。
SNSは他人の綺麗な部分しかアップされていません。
それを見ると、なんだか自分がちっぽけで底辺みたいな人間に思えてきてしまいます。
それにもかかわらず、一日の数時間をストレスをためるために使う人が多すぎると指摘。
ひろゆき氏は、SNSを見るのは情報収集のためだけにしているそう。フォローリストは頻繁に整理しているそうです。
友達がいないからSNSやってなかったわ。
悲しいのか、うれしいのか。
9.何かに没頭できる人は最強
没頭できるものがある人は幸せだよ。
ひろゆき氏は、なにかに没頭している人は幸福だと考えます。
なぜなら、没頭しているときにはストレスを感じないから。
集中しているとさっきまでの悩み事など考えなくていいですし、ストレスレベルも一時的に下がりますよね。
ひろゆき氏は、ストレスをため込まないために、意識的になにかに没頭することを心がけているそうです。
このようにして、ひろゆき氏はストレスと向き合っています。
確かにひまなときだと、不安や悩みごとが頭に浮かびがち。
10.人に嫌われても仕方ないさ
人に好かれるとか、嫌われるとか
正直、どうでもよくないですか?
ひろゆき氏の人間関係に対する考えは、やはりさっぱりしています。
自分が普通にしていて嫌われたら仕方がない。
むしろ、いろいろ取り繕ってもいつかはボロが出るから、早めに関係が切れてよかった。
このように考えるそうです。
仕事の人間関係も同じ。
クライアントに嫌われてしまっても、あなたに給料は支払われます。
だったら、嫌われた理由をあれこれ考えても仕方なし。きりかえていこう。
ひろゆき氏は、人間関係に固執しない考え方で、悩む時間を減らしていることがわかりますね。
大学での人間関係にも当てはめられそうだよね。
けっこう難しいことだけど。
【まとめ】ストレスを抱える時間を減らそう
本書を読んで、ひろゆき氏の一貫している考え方がわかりました。
それはこちらです。
こう見ると、単に楽観的なのではなく、自分なりの人生哲学があるのだとわかります。
大学生の僕たちも、参考にできるところはガンガンしていきましょう。
それでは今回は以上です。読んでくれてありがとう!