『脳メンテナンス大全』脳をバイオハックせよ！【書評・本要約・解説】

脳を変えるとは、主に下記の３つのアプローチを取ることなんだ

本書で解説されている方法は、上記のどれかに当てはまるということだな。

ここからは脳を変えるための具体的な方法を３つだけ紹介しよう

適切な水分摂取は血液の巡りを改善し、脳機能の向上につながる。

体内の水分が足りないと下記のような症状が現れ始める

その通り。

本書では、アメリカ人の４分の３は慢性的な水分不足にあるとも紹介されている。

つまり、多くの人々が水分不足によって脳のパフォーマンスが低下してしまっているんだ。

水分の必要量は活動レベルが低い人だと 2.3〜2.5 L/日程度、

生活活動レベルが高い人で 3.3〜3.5 L/日程度と推定されている。¹

しかし、これには食事から摂取している水分も含まれているため、

水分補給で摂取すべき量は大体1.5L程度だといわれている。

あるぞ。それには自分の尿の色を確認するのが最も簡単だ。

やめろ、HENTAI！

たしかにそういう効果を示す根拠がないサプリがあるのも事実。

しかし、適切なサプリを摂ることは、食事から摂取できていない栄養を補うことができて効果的なんだ。

著者はプロのアメフト選手を対象に特定のサプリを飲ませて、認知機能が向上するかを調べた。彼らはスポーツの特性上、頭部に強い衝撃が加わり、脳にダメージを負っている人がほとんどなのだ。

ふむ、本書では、「先発オールスター」と称して、

誰もが摂るべき栄養成分を６つ取り上げているぞ

上記のサプリを飲むべき理由については本書を読むか各自で調べてほしい。

まあ待て、瞑想にはストレスを軽減して交感神経を鎮める作用があるんだ。

慢性的なストレスはニューロンを破壊し、認知機能を損なう。

そんなストレスを軽減するための１つの方法として瞑想はおすすめなんだ

継続的な瞑想は想像以上のメリットをもたらす。

メリットの一部を紹介しよう

ほら、瞑想やりたくなっただろ？

それは名古屋には名古屋城しか観光地がないといっているのと同じくらい偏見だ。

瞑想の定義は広く、やり方も流派によって異なる。

今回は本書で紹介されている瞑想の方法を簡単に紹介するぞ。

なんとたったの３ステップだ。

まあ初めのうちは苦痛かもしれない。

けど何度かやっているうちにもっと続けたいと思えるぞ。

おい！それ絶対１日もやらないやつだろ！

仕方ない、そんなお前に習慣を継続するための方法を一部解説しよう。

初心者が瞑想をいきなり毎日２０分間続けるのはまず不可能だろう。

１限の講義に寝坊せず出席するぐらい不可能だ。

こういうのは段階的に、小さく始めよう。

例えば毎日５分だけやってみるとかな。

なんなら３分でも１分でもいい。

いきなり今までの習慣を変えることは難しい。

１週間ずつ新しい変化を取り入れるようにするといいぞ。

自分の日々の習慣を記録すると目標を達成しやすいぞ。

ダイエット中なら摂取カロリーの記録だし、

ランニングなら走った距離の記録だな。

それはすぐにフィードバックが得られるからだな。

記録をもとにその場で微調整ができる。

まあでも１番は楽しみながらやること、これに尽きるな。

目標を達成したらプチ旅行に行けるとか、健康的なご褒美を自分にあげるんだ。

あとは友達や家族と一緒に取り組むのもおすすめだな。

よし、貴様には義務教育のやり直しを命じるぞ！なきむし一兵卒！

今回紹介したほかにも、本書では脳のパフォーマンスを向上させる食事や運動も取り上げている。

すべて実例と改善する仕組みまで解説しているから、エビデンス大好きマンも納得できる一冊だ。

それでは今回の講義は以上だ。