今度旅行にいきます。
宿泊代を安くするためにカラオケに泊まることを考えました。
でも宿泊目的でカラオケに泊まるのって大丈夫なんだろうか。
上記のような疑問を解決していきます。
結論宿泊目的でのカラオケ利用はできる。しかし、マジでおすすめしない
上記のとおりです。
宿泊目的でカラオケを利用すること自体に、「店側から追い出される」といった問題はありません。
しかし、到底おすすめはできないです。その理由はシンプルに寝心地が最悪だからです。
いや俺はどこでも寝られるから余裕だわ
↑とはいえ、こんな風に愚かな考えを持つ人もいるはず。
今回は実際にカラオケで宿泊した筆者が、カラオケで宿泊することをマジでおすすめしない理由を徹底解説していこうと思います。
私は代替案としてネカフェを提案します。
理由が気になる方は最後まで読んでいってくださいね。
宿泊目的でのカラオケ利用はセーフだった
まず宿泊目的でカラオケって利用していいの?という疑問がありますよね。
私個人の経験ですが、追い出されたり、注意されたりといったことはありませんでした。
しかし、そもそもの年齢制限や注意点は存在するので、解説していきますね。
カラオケで寝ると怒られる?
結論からいうと、怒られません。僕のときは怒られませんでした。
怒られなかった理由としては下記の3つかと。
とはいえ、店側が明確に禁止と掲げていることもあります。
あくまでカラオケ屋はカラオケをする場所であり、宿泊目的の利用はグレーであることは確かですね。
僕が利用したときは特に注意をされなかったことを強調しておきます。
【年齢】深夜は18歳未満利用不可な店は多い
深夜の時間帯は18歳未満の利用が制限されている店がほとんど。また18歳を超えていても、高校生の22時以降の入店をお断りしている店が多いです。
- 18歳未満
- 高校生
上記に当てはまる方は、宿泊目的でカラオケを利用することは諦めてください。
【時間】退室時間をチェック!
最後に気を付けたいのは退室時間です。
うっかり寝過ごして退室時間を超えてしまうと、延長料金もかかってしまいますし、店側にも迷惑がかかります。スマホでアラームを設定しておくのを忘れずにやっておきましょう。
カラオケで宿泊するのをおすすめしない理由4つ
ここからが本題です。たしかにカラオケで宿泊すること自体は可能です。しかし、僕はカラオケで寝るのはやめておけと声を大にして言いたいのです。
その理由は下記の4つ。
- うるさくて寝れない
- 狭くて寝がえりできない
- 客層が悪い
- 店員が来ないかびくびくする
それでは順番に解説していきます。
うるさくて寝れない
寝れない要因として最も想像がつきやすいのは、うるさいことだと思います。歌声や部屋から漏れる曲とか。
そりゃそうですよね、だってカラオケですし。
しかし、僕が辛かったのは歌声よりも壁やドアに人がぶつかる「ドンッ」という物音。
ちょっとウトウトしてきた矢先に音が飛んでくるので全然寝れません。終いには、いつ音が飛んでくるか体が身構えてしまう始末です。
こういう拷問あるよね
狭くて寝がえりできない
僕がカラオケで寝れなかった最も大きな理由はこちらです。
カラオケはソファ席なので、寝ようとするとあの狭い幅に体を横たえることになります。ちょうど人1人分の幅です。少し動くと落ちてしまいますし、ソファは固いし、腰が痛すぎました。
筆者は結局、6時間ずっと横になりながら起きているという始末。
これはなかなかに拷問でした。フラットシートだったらまだ寝れたかもと個人的には思っていますが…。
人生で1番長い夜だったと断言できます
客層が悪い
やはり深夜という時間帯もあり、客層は悪いです。
具体的にいうと、大声をあげて壁をドンドンたたいたり、ちょっと怖い見た目の人がいたり。
あとトイレにはゲ○がまき散らされていました。筆者は男なので女子トイレの事情はわかりませんが、潔癖症な人はトイレを安心して使えないかもです。
トイレのゲ○はさすがに強烈でしたね
店員が来ないかびくびくする
部屋の電気を消していたということもあり、店員が「退室済みの部屋かな?」と間違えて入ってきたらどうしようかなと不安でした。
結果的に一度もそのようなことはありませんでした。
神経質な人は気にしちゃうのよ。
筆者がした対策4つ(これらをしても寝れなかった)
寝れなかった理由はわかったよ。でもお前の対策不足なんじゃねえの?
↑このような反論もあるかもしれません。
ここでは筆者がカラオケに泊まるにあたり、行った対策4つを紹介します。
- テレビを消す
- アイマスク
- 耳栓
- 即席マクラ
上記の4つはどれも効果アリです。というより、これらの対策を行って始めてスタートラインという印象でした。
それでは順番に解説していきます。
テレビを消す
テレビを消すのは必須ですね。
アイマスクを持っていないよ、という人もテレビだけは消してみてください。なお、テレビの電源は側面か、底面にあります。
アイマスク
アイマスクは外から入ってくる光を防ぐために必須です。
試しにアイマスクなしで寝ようと試みましたが、やはり外からの明かりが強すぎて眠りに集中できませんでした。
僕が使用したものはダイソーで買ったものです。
耳栓
これも必須級アイテムです。カラオケは想像以上に音が貫通してきます。
耳栓もダイソーで購入したもの。キャンセリング機能付きのイヤホンを持っている人はそれでも代用可能です。
即席マクラ
少しでも睡眠の質を向上させるために、リュックを2つ折りにして即席マクラを用意しました。
個人的には、あるとないとでは、寝心地に大きな違いがあると感じました。リュック以外でも、持参した衣服を重ねるなどで代用できますよ。
カラオケでの宿泊をおすすめできる人の特徴4つ
カラオケ泊でのデメリットを分析しているうちに、カラオケ泊の有効な活用手段も見えてきました。
ここでは、カラオケでの宿泊をおすすめできる人の特徴を考察していきます。カラオケ泊をおすすめできる人の特徴は以下の4つです。
- とにかく安く済ませたい人
- 次の日に旅程がない人
- 早朝便に乗る人
- 空港泊が余裕な人
それでは順番に解説していきます。
とにかく安く済ませたい人
なぜカラオケに泊まるのかといえば、安く済ませたいからですよね。
しかし、カラオケ泊が他の宿泊手段より大して安くないなら、カラオケ泊なんてするべきではありません。
じゃあ、いくらほどならカラオケ泊する価値があるのでしょうか。僕が実際に泊まった大阪・梅田駅近くのカラオケ(ジャンカラ)とその近くのネカフェ(快活クラブ)の料金を比較してみましょう。
ジャンカラ | 21時~5時深夜フリー(8時間) | 1300円 |
快活クラブ | ブース席9時間 | 2880円 |
快活クラブ | 鍵付き個室 9時間 | 3896円 |
これを見ると、カラオケ泊とネカフェでは約2200円~3500円の差があることがわかります。もちろん当初はネカフェ泊を検討していましたが、カラオケが安かったため試しに泊まってみた感じ。
僕自身の体感ですが、2000円ほど差がないとカラオケ泊はしたくないですね。カラオケ泊とネカフェ泊の金額の差が1000円とかなら、絶対にネカフェ泊をおすすめします。
安く済ませるためにカラオケ泊を検討している方は、他の宿泊手段との金額を検討をすることを忘れずに行ってくださいね。
カラオケ泊は安いというメリットがなければ、マジでやる価値なしです。
次の日に旅程がない人
次の日に旅程がなく、明日は帰るだけの人はカラオケ泊を検討してもよいかもしれません。というのも、カラオケ泊ではほとんど眠れないから。
次の日に旅程があるにもかかわらず、一睡もできなかったら体調を崩すこと間違いなしです。せっかく旅行にきたのに、宿代をケチって旅行を楽しめないのは本末転倒過ぎます。
僕は実際、一睡もできなかったせいで翌日の日程がかなりしんどかったです。
せっかくの大阪グルメが堪能できませんでした。
次の日に旅程があるならやめておきましょう。
早朝便に乗る人
カラオケの深夜フリータイムって朝5時あたりが退室時間に設定されています。早朝便の時間にぴったりですよね。
高いお金出してホテルに泊まるのに、朝早くチェックアウトはちょっともったいない…。そんなときにカラオケ泊を利用するのはアリだと思います。
寝がえりできなくても平気な人
下記のようなソファ席で寝れるか想像してみてください。
幅はちょうど人1人分。電車の座席を想定していただければ大丈夫です。
「あ、むりだ」ってなったなら素直にやめましょう。あなたはとても賢いです。
「いける!」って思ったあなた。俺はアンタを止めはしないよ…。だけど無事に帰れるとは思わないことです。
解決策:ネカフェに泊まろう
俺カラオケ泊には向いてない人かもな…。でも宿代って高すぎてキツいぜ…。
そんなあなたに提案するのはネットカフェです。
「いやいや、ネカフェも高いからカラオケ泊を検討しているんだよ!」って人もいるかもしれません。
しかし、先ほどもいった通りカラオケ泊をして体調を崩したらもったいなさすぎです。必要経費として割り切ってください。
いや、本当に悪いことはいいませんから、旅行にいくなら最低でもネカフェ以上の宿に泊まるのが無難です。これは実際に経験した愚か者からのアドバイスです。
僕がネカフェをおすすめする理由は以下の3つです。
- ホテルより安い
- シャワー無料・歯磨きもできる
- 個室でフラットシートで寝れる
とにかく寝るための最低条件を備えているのが、ネカフェをおすすめする理由です。他にもドリンクが飲めるなどのメリットもありますが、そんなものは微々たるもの。
金額については2500円~4000円ほどで地域によって結構まちまちですね。もちろん、ホテルやドミトリーに泊まることができるならそれが1番です。
宿は最低でもネカフェ。これだけは覚えておいてください。
【まとめ】カラオケ泊はやめろ。最低でもネカフェに泊まろう
今回は、カラオケ泊をおすすめしない理由を解説していきました。
- うるさくて寝れない
- 狭くて寝がえりできない
- 客層が悪い
- 店員が来ないかびくびくする
そんな中でも、カラオケ泊をおすすめできる人の特徴は以下のとおりでした。
- とにかく安く済ませたい人
- 次の日に旅程がない人
- 早朝便に乗る人
- 空港泊が余裕な人
カラオケ泊の代わりに僕がおすすめするのはネカフェです。
カラオケ泊はおすすめしない。最低でもネカフェに泊まろう。
金額を抑えることも大切ですが、なにより旅行を楽しむことが最優先です。
必要経費だと割り切るのも大事ですよ。
今回は以上です。読んでくれてありがとう!